人生エクソダスしてなにものからも自由になりたかった

遁世したい。でもできない中年男の独白。

ソニーの液晶テレビ「XRJ-55X90L」をパソコンモニターにする

 2025年の頭にWindowsを11にした

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とき、焼け太りではないがOSドライブを4TBのSSDに換装したりして、OS変更前より大枚をはたいてアップグレードをしたわけだが、以前より思っていたPCモニターの買い替えというものを真剣に考えた結果、HDMIで繋ぐのならモニタを買うよりテレビを買った方が良いのでは?と思うようになった。

きっかけ

 というほど大した話ではないが、それまで私はAcerの31.5インチフルHDモニタを使っていた。これはとても優秀で、色味もくせがなく性能も安臭さがないにもかかわらず当時としては(ジャパンネクストとか今ほどバリエーションがなかったので)安価だった。

 しかしながらゲームをパソコンでするときに画面の移り変わりでちらついたり、当時としては当然だがSDRなのでHDRに対応してなかったり、60Hzなのでグラボのフレーム補完の恩恵を感じなかったり、悪くはないが応答速度は人並みだったりしたことで、もっと大きくて性能の良いPCモニタを欲するようになった。

 が、31.5インチ以上のPCモニタというのは16:9よりもゲーミングモニタ特有のウルトラワイドが多く、16:9のまま40インチ以上というのは極めてマイナーな存在だった。

それでも フィリップス

とか ジャパンネクスト

とかが発売していたのだが、ここで自分の要求が思ったより高望みだったことに気づいた。

 というのも、「リフレッシュレートは最低120Hz」「4Kの16:9」「HDR対応」「フリッカーフリー」というものを全部満たす存在がなかったためだ。

 これが120Hz出ない60Hzどまりならまだラインナップがあるものの、よくよく調べるとフリッカーが出るというレビューがついたりしていて、眼精疲労必須なら買うのは辞めておこうと思った。またIPSからVAに変えたとき、VAの反射角の悪さや映り込みが評価を下げる原因になった。

 ※フリッカーというのは蛍光灯をカメラで録画したときに黒い縞が波打って見えるように、人間が認知できない液晶のバックライトの明滅が、認知できないだけで目の負担にはしっかりなっているという困った仕様のことである。

 たとえ5~6万円の買い物でも、失敗したと思ったら気軽に買い替えなんかできない。一発勝負するしかなかったのだ。

 そのころ仕事仲間が「55インチのテレビが自宅にある」という話を聞いて、そういえば液晶テレビだって倍速駆動すれば要求を満たすのでは?と思うようになった。そして調べるほど、大型モニタに関してはゲーミングのやたら横に長いモニタばかりなのに対してテレビは16:9であるので自分に合致した。

 なにより決め手になったのは、幅1Mを超えるような大画面でヨルハ2Bのケツを眺めたくなったという劣情が日に日に募ったためだった。

選抜候補

 今となってはだいぶテレビのバリエーションの違いについて論ずることができるものの、当時は調べたてほやほやで、仕様の違いなどちんぷんかんぷんだったが、思い返してみればもうちょっと真剣に検討すべきだったと思う。

 まず液晶テレビは「ふつうのバックライト」「直下型バックライト」「MiniLED」の3種類になり、これに対して超高級な有機ELが存在する。で、

 ふつうのバックライト→縁から中央に光を出すので黒い画面で縁が明るくなる

 直下型バックライト→裏に光源があるので縁が明るくならない。ハロは起きる

 MiniLED→直下型の強化版。光源が細かいのでハロが起きにくい

という違いがあるのだが、直下型ならまあまあ良いのでは?という発想は安易だった。というのも、いざ画面が暗いときにマウスポインタがあると周辺が明るくなる(ハロ)ので、黒画面がまだらになってしまうのだ。 しかし今ならMiniLEDだろ常識的に考えて…となるところが当時はそんなことはなかったので、直下型でもええやろという判断になってしまった。

 でメーカーによっても色味の忠実性が違うらしいというのも分かった。

 一番の決め手は価格のハイセンスは色がこってりしており、レグザも似たような感じ、シャープ・パナソニックは白ずんだ感じで、ソニーは自然らしいという風評だった。ならソニーじゃんと思ったが、このソニーのテレビの最大の欠点は価格が回りの1.5倍はするということだった。つまるところ他社が12万円で頑張っているところをソニーは16万円くらいするということで、価格だけを考えれば候補としてかなり弱かった。

 しかし買ったのはソニーの「XRJ-55X90L」だった。

 これは、ハイセンスは”色をつくる”という評価が多く、ただインターネットやゲームだけなら大した話ではないがイラストを扱う立場なので色の忠実性が工作されるのは困ったためだ。

 同じ理由で工場が一緒のレグザも該当しなかった。シャープ・パナソニックの白ずんだ画面作りというのも輝度調整的に困るので避けたかったし、かつてシャープの液晶テレビを親が使っていたとき妙に白っぽい色で「こんな高い金をだしてこんな・・・」と思った思い出があったのでシャープは無いと思っていた。

 春頃だったのでxiaomiの液晶テレビが破格値で売り出されていたが、”思ったより悪くない”という評価のために買って気に入らないというリスクを負いたくなかった。

 というわけで消去法的にソニーになったわけだが、これも直下型という以外にもっと安いエントリーモデル(それでも他社のエントリーモデルより高い)もあったが、それは「倍速液晶じゃない」「HDRじゃない」「60Hzどまり」「そもそも4Kじゃない」など何のために買い替えるのか?レベルだったのでまあまあ高い金を出す必要があった。

 一方ソニーでもMiniLEDのBRAVIA7があったのだが、それは+10万(30万円にリーチする。キツイっす)だったのでさすがに性能に納得しても金額に納得できないという気持ちがあって買えなかった。

 結果的にこのテレビを買う時期は良かったし悪かった。

 良かったのは春先で新生活キャンペーンや決算セールでいつもより2万円くらい安値で買えたことだが、この3カ月後くらいにMiniLEDのエントリーモデルであるBRAVIA5が発売された上に、それまで有機EL本命だったパナソニックがMiniLEDのハイエンドを出し、それも値段的にそこまで高くなかった(18万)ので我慢しておけばよかったというところだ。

 それでも「XRJ-55X90L」ががっかりだったか?というとそんな事はなかった。

実機を導入

 のくだりを書こうと思ったが、今の時点で3000文字近くあるので続きにします。すまぬ