人生エクソダスしてなにものからも自由になりたかった

遁世したい。でもできない中年男の独白。

今まで飲んだサプリの所感を述べる

 栄養補給としては食事より圧倒的にサプリメントでの摂取が多く、消化して栄養補給するという人間の機能を衰えさせている、という考え方も理解はできる。

 がサプリは食事で摂ろうとしても胃袋が持たない、財布が持たない、手間をかけられない、という諸々の懸念を一気に解消できるので、使えるものは使ったほうがいい、と立ち上がったら視界がブラックアウトして鉄分不足を自覚した20代を過ごした体験談として言っておく。

 

 


ナイアシン

 ナイアシンナイアシンアミドの2種類が有名だが、アミドの方は肌の保湿とかで使われるが只のナイアシンコレステロール対策やナイアシンフラッシュでの血行促進で使われるようだ。

 ナイアシンはスローリリースと通常版の2種類のタブレットが売られているが、胃酸の多い人は絶対に通常版を買ってはいけない。飲んで10分もしないうちに我慢できない胸やけに襲われるからだ。30分もすれば落ち着くが、それまで鎮痛剤や太田胃散を飲んでも防ぎきれない痛みに襲われる。

 ナイアシンフラッシュは皮膚が赤くなりぴりぴりした痛みが走り、体がかっかする感覚が30分くらい続くもので、血行が促進しているのは布団に入っているときにフラッシュが来るとより実感する。しかし寝る前に来ると我慢して寝るのも一苦労だし、通勤中に来ると発汗とほてりが尋常ではないため、フラッシュが来ても体のコントロールができる自宅内で来るように調整して飲む必要がある。

 また口渇が強く、話すのが億劫になるほど喉の渇きが強く出る。発汗で水分が減るというのも考えられるが、皮膚や表面体温にさほど変化を感じなかったり尿が濃縮されずに出る時も口渇が強く感じることがあり、とても水を飲みたくなる。

 最初は1粒2粒の分量でも効果を感じるが、体が慣れてくると3~4粒飲んでも効かない…?と錯覚することになる。というのも温かい食べ物飲み物が胃袋に入ると反応が進むらしく、そのあと急にフラッシュに見舞われるからだ。


モリンガ

 ワサビノキとも呼ばれるインド原産の葉っぱでスーパーフードらしい。実際粉末を口に含むとワサビ?からし?のようなツンとする匂いと猛烈な辛味に見舞われ、使い方に書いてあるスムージーだとか食べ物に混ぜるという方法がいかに非現実か思い知らされる。私はスプーンでマカパウダーを摂っていたので同じ方法で行けると思って数十分悶絶する羽目になり、オブラートを購入して包んで飲み込むことで耐え忍んだ。

 正直どういう効果があるというのを明示できない。強いて言えばBOKKIが持続するような気がしたくらいだ。あとはひたすら買ってしまったモリンガパウダーをどうやって飲み切るかということしか頭になかった。


シラジット

 ヒマラヤの山で圧縮されたプランクトンを食べられるように加工したものらしい。これも抗酸化作用によって健康維持が見込まれるらしいのと、男 性 機 能の向上が見込めるらしい。

 が、なかなか高価な代物の割に効能について確たる評判がなく体に対して何か影響があったのか全く自覚がない。カプセル1日2錠(記載の目安量)だと全く効能を感じなかったので倍の4錠(2錠*2回)にするとブツの重量感が変わった感じがするが、120錠2000円超えをこのペースで飲むのはちょっと割に合わない感じがする。

 次はこの金でマカパウダーを買います。


タウリン

 肝機能への援けになるのはタウリンに他ならないような気がする。かつて私の親は過労で肝機能障害が出たときに牡蠣をよく食べて亜鉛タウリンの補給に勤しんで対策して今に至るので、タウリンの摂取がとても大事なのは間違いない。

 国内だと栄養ドリンクくらいしか補給のルートがなく、サプリの販売は医薬品扱いになるらしく壊滅的だ。そのくせ栄養ドリンクは頑張ってPB商品を買ってもなかなかの出費になるので、諦めて海外からサプリを買った方が数倍コスパは優れる。


食物繊維

 水溶性と不溶性があり、水溶性はデキストリンとイヌリンが主体で不溶性はセルロース一択になる。デキストリンはほぼ無味だがイヌリンは甘みがあり、食べ物に混ぜた時にイヌリンの甘みが逆に違和感を齎す可能性があるので飲み方は工夫する必要がある。半面イヌリンは血糖値の上昇を抑える作用があるらしいので更に健康志向と言えなくもない。

 適量が難しく、ある程度量を飲まないと実感がわかないが、デキストリン・イヌリンは多すぎると下痢のような軟便に見舞われ肛門を拭きすぎて出血する可能性すら出てくる。逆にセルロースは多すぎると宿便しすぎて手術切開の必要性が出てくる恐怖の代物なので、セルロースは適量とさらに吸水を考えた水分摂取が必要になる。

 デキストリン・イヌリンは腹痛からトイレの住人になる危険を伴い、セルロースは膨満感からの大便が何日も出ない恐怖を味わう可能性をはらんでいる。