人生エクソダスしてなにものからも自由になりたかった

遁世したい。でもできない中年男の独白。

PS4コントローラーをパソコンで使う時の注意点

 

  PS3のコントローラーをパソコンで使う時、専用ドライバをダウンロードしてドライバの更新をして…という下処理が必要だったが、PS4のコントローラーではそれがなくなり、単純にUSB接続すればそれで終わりになる。がいくつか気を付けなければならないことがある。

 

 1.Bluetooth接続で煩雑な入力のゲームをしてはいけない

 USBに比べればBluetoothの接続速度は信じられないくらい遅く、RPGのうちでも時間制約やコマンド入力が多いものは向かない。

 というのも、最初のうちは普通に動くのだがしばらくゲームしているうちに入力遅延や入力していたと思しき移動やボタン操作が突然飛び出したりして全く使い物にならなくなる。こうなるとしばらく放っておいてもどうにもならずソフトの再起動が必要になる。

 が、コントローラの不具合のためにリセットすることが大して苦ではない環境やゲームならそこまで問題ではなくなる。単にオンライン対戦なんかしてる時にそんなのと出くわしたらその勝負がおしゃかになるくらいで、すぐ抜ければよいわけだし。

 

 2.PS4のコントローラーにはマイクとヘッドホンジャックがついている

 テレビから遠くコントローラにヘッドホンジャックを差せばゲームの音が聞けて便利~、PSボタンの上のところで収音してくれて便利~となるならこの話は終わりだが、これがPS4ではなくパソコンにつないでいると、いくつかめんどくさい問題に出くわす。

 まずヘッドホンジャックがあるということは、このコントローラーもパソコンにつながれたスピーカーであるということであり、接続の順番などから「サウンドの設定」の「出力デバイス」がワイヤレスコントローラー、つまりこのPS4コントローラーになっていることがある。これが地味に恐怖で、パソコンに直接差したヘッドホンからいつの間にか音がしなくなり、どうしたトラブルかとあれこれ弄らなくていい設定を弄ってしまい二次被害をもたらしたりしてしまうことがある。

 これに終わらず、パソコンのデスクトップキャプチャをしている場合、「入力デバイス」マイクの入力がステレオミキサーからワイヤレスコントローラーになっていることで、録画したゲームのキャプチャ動画がまるまる無音で終わったりすることもある。

 この音がしなくなる、録画した動画の音がない、などの問題がサウンドの設定でいつの間にかデバイスPS4コントローラーに変わってしまっていることから起きているのである。

 

 3.充電残量がわからない

 これは接続したUSBを、ゲームが終わったらスマホの充電に使うようなコンセントに差しておけばいい話ではあるかもしれない。

 がPS4ではメニューを開けばコントローラーの残量が見られるのに、パソコンではそんな機能はないということに尽きる。つまり自分でしっかりケアしてないと突然電源が切れて窮地に陥るという話だ。幸い高出力のモバイルバッテリーでも充電はできるようなので、MicroUSBの端子がちゃんとしていれば電池切れで詰むことはないだろう。

 

 4.USBケーブルの端子がぐらつく

 これによってちゃんと接続されているのか充電できているのかが疑心暗鬼な状態で扱う羽目になる。PS4専用のケーブルでなければ故障するなどという文言もブログで書かれていたりして、PS3の頃に比べればあまりにもデリケートすぎる。

 

 この他にもPS4タッチパッドがボタンを押すときにぶつかり対戦中などに突然スタートメニューが開いて困るという問題や、そもそも純正コントローラー買うとなれば尋常でなく高額で、見るからに胡散臭い中国製のコントローラーで実験台になるしかないという問題もある。

 が、それを踏まえてもPS4のコントローラーを使う理由は、ひとえにPSでゲームをやっていた操作感と同じ感覚でパソコンでもゲームができる、ということに尽きる。あとなんだかんだコントローラーとして持ちやすくカチャカチャ言わないのもある。